宇佐美(亀石峠)から伊東八景のオレンジビーチが見えるか検証して来ました。
昨日の記事で、オレンジビーチの名前の由来的な記事を書きましたが、その中で伊豆の国市から宇佐美へ抜けるみかん畑のある峠道(亀石峠)から現在のオレンジビーチがよく見えたので、"オレンジビーチ"と言う名前になって伊東八景に登録されたのではないか。。。
・・・でも、本当に宇佐美のみかん畑のある峠道(亀石峠と言います)からオレンジビーチは見えるのか?
立証しに行って見ます!
と言う感じで記事が終わり、今回早速現地に立証しに行って来ました。
まずは、みかん畑の峠道(亀石峠)

ここは、伊東市宇佐美から写真の山を越えて伊豆の国市につながる"亀石峠"です。
この通り沿いは本当にみかん狩りやみかん販売所がものすごく集中しているんですよ。
写真のここは海岸通り135号線から入ったばかりですので、目の前に見える山を目指します。

するとこの様に山肌を利用したみかん畑が沢山出て来ます。

みかんが美味しそうですね。
あまり上まで行ってしまうとみかん畑が無くなってしまいますのでこの辺で海の方を見て見ます。

こんな感じに海が見えますが、ビーチは全く見えません。
オレンジビーチは写真で言うと右奥にちょっと見える丘の向こう側です。
この坂道を上がって来たわけですが、逆に下ると宇佐美海岸に突き当たります。(突き当たりは国道135号線)
みかん畑のある場所からはオレンジビーチは見えませんね。
もっと下って宇佐美海岸からじゃないと見えそうにありません。

と言う事で下って来ましたが、結局突き当たりまで来てしまいました。
画像の中にサンハトヤさんがあるのですが、あの建物の裏側がオレンジビーチになります。
サンハトヤさんの影から若干オレンジビーチも見えます。
ちなみに、"みかんの花咲く丘"という童謡(作詞:加藤省吾さんが伊東の宇佐美の亀石峠をモデルにした)がまさにこのオレンジビーチのお話に繋がるのですが、発表が1946年なので1975年に出来たサンハトヤさんはこの歌が出来た当時はなかった事になります。
すると、亀石峠を伊豆の国市から伊東の宇佐美に抜けてくるとまずはみかん畑が広がりしばらく進み海沿いに出ると海に沿って並ぶ目の前の山合いに伊東のオレンジビーチの砂浜がよく見えたろうと思います。
結果:やっぱり"オレンジビーチは宇佐美から見えた"でした。
なので"オレンジビーチ"のオレンジが夕日を指すのではなく、みかんである事にしっくり来ました。
ちなみに、この亀石峠の中ほどにみかんの花咲く丘の童謡碑がありますので、そんな事を思いながら亀石峠を通るのもまた情緒があって良いですね!