西伊豆の秘湯!?適温炭酸泉露天風呂【山の家】
伊豆半島は、温泉のある観光地なのであちこちに日帰り温泉は存在します。女性や子供も安心のホテルやスパ施設の温泉風呂から秘湯系の温泉風呂までいろんな温泉があります。
今回紹介するのは、秘湯系の温泉施設です。温泉といっても100%源泉のしかも適温の炭酸泉というからとてもとても珍しい貴重な温泉施設です。

この施設の名称は、大沢荘山の家と言って、その方面では知る人ぞ知ると言った有名な施設です。
西伊豆の松崎町を流れる、二級河川の那賀川沿いの大沢温泉エリアにある施設です。
那賀川沿いに車を走らせると、露天風呂のノボリが目立つので直ぐにわかります。

着いて、まず最初に思うのは、『この佇まいは絶対にいいお湯のやつやん!』と思います。
温泉施設だけではなく、飲食店なんかでもそう言うのありますよね。
そして、山の家は橋を渡った那賀川の向こう側にあるのですが、この橋の上から見る那賀川と山の家が情緒があってまた良い!
今時は、橋から那賀川を覗くと、透き通った川の中に鮎の群を見る事が出来ます。
その光景がまた良い!
おそらく、この橋をこの時期に渡った人たちは川を覗いて同じ様な事を思ったんだろうなぉと勝手に感慨深くなりながら施設の中へ。
施設は年季の入った建物で、休憩室もあります。
カップヌードルとかカップ焼きそばのインスタントの軽食も種類はないですが、買ってそこで食べれます。
基本的には、湯に浸かって火照った体を冷ますだけの場所ですね。

大人500円の子供300円でタオル250円を払って早速湯へ。(シャンプーとかはありません。)
泉質は、炭酸泉。
しかも適温炭酸泉と言う事です。
要するに、源泉そのままと言う事ですね。
通常は熱い場合は水を加えて(加水)温度を下げたり、ぬるい場合は沸かして温度をあげたりしていてその作業を循環器で調整してたりするのですが、この山の家さんは、お風呂に入ると底から『ボコボコッ、ボコボコッ』って源泉が湧いて来ます。
湯量が豊富なんですね。
ここは、そんな温泉好きの方が訪れるところですね。
一番驚いたのが、少ししかお風呂に浸かっていなかったのですが、お風呂を出てからの汗の出る量が尋常じゃ無かったです。
休憩所で休んでたんですが、汗が吹き出て止まらなくて、その後の家までの1時間の道のりも汗が止まらなくて、結局帰ってから自宅のお風呂に入って汗を流しておさまりました。。。
温泉は、発汗作用があるのは知っていましたが、この山の家の温泉の発汗作用は凄かったです。
昔から『美人の湯』と呼ばれているのが分かります。
【炭酸を少しお湯にいれて『美人の湯』ってとりあえず名前を付けちゃえばマーケティング的に女性に受けるんじゃない?】
みたいな、美人の湯というコピーをつかったスパ施設は多いですが、実際のお湯は正直『????温泉?』数%しか温泉使ってないんじゃないかなぁ・・・と言うのがほとんどでした。
しかしこの山の家さんは、驚きました。
「これだけ、発汗すればそれは肌も綺麗になるでしょう。」
と普通に理解できました。
ぜひ、こっそり美人になりたい女性や、こっそり奥さんを美人にしたい男性は奥さんを連れて行かれて見るとよいですよ!
